戦国ロマンの舞台、月山富田城跡(がっさんとだじょうあと)へ!

戦国ロマンの舞台、月山富田城跡(がっさんとだじょうあと)へ!
昨日の土曜日、主人と孫と私の3人で、松江市のお隣「安来市(やすぎし)」へ行ってきました。

今回の目的は「安来市立歴史資料館」と「月山富田城跡(がっさんとだじょうあと)」の見学です!


月山富田城跡は、標高190mの月山を中心に広がる大きな山城。

戦国大名・尼子氏の居城として栄え、その後は毛利氏、吉川氏、堀尾氏へと受け継がれました。

堀尾氏が松江城を築いて本拠を移すまで、出雲国の中心として繁栄した歴史あるお城で、

現在は国の史跡に指定され、日本100名城にも選ばれています。


まず歴史資料館で月山富田城について学んでから、すぐ近くの登山口へ。



山頂まで標高190m…主人と孫はスイスイ登っていきましたが、



私は自分の体の重さをしっかり確認しながらの登山(笑)

途中からは「これは歴史探訪?それとも修行なの?」と

自問しつつ登りました(^^;


でも、周りの景色は本当に見事で、当時のまま残る石垣も立派。


途中には、尼子家再興に尽力した山中鹿之助幸盛(やまなかしかのすけゆきもり)の像もありました。




20分ほどで山頂に到着!


山頂からは中海や島根半島まで一望でき、まさに絶景。


当時の交通・経済・軍事の要所がここから見渡せたような景色。

「この景色を見ながら作戦を練っていたんだろうなあ」としみじみ感じました。


山中鹿之助幸盛は「山陰の麒麟児」と称される智勇・忠義に優れた人物で、

「願わくは、我に七難八苦を与えたまえ」と三日月に祈った逸話でも知られています。

(私は七難八苦どころか、一難でも回避したいタイプですが…笑)


下山後は資料館の隣にある「道の駅広瀬」さんで美味しいお蕎麦をいただき、一息。

歴史好きの私には、本当に有意義で心満たされる一日となりました(^-^)